気分が沈むうつ状態と、異常にハイテンションとなる躁の状態を繰り返すうつ病を、躁うつ病と言います。うつ状態の時は大うつ病と同じ症状ですが、躁状態の時は、気が大きくなり何でも出来る気分になったり、金遣いが荒くなったりとトラブルを起こす事が多いです。
出現の周期は数年単位で繰り返す事が多い様ですが、一晩でうつ状態から躁状態へと変わるような、非常に短期間の周期で症状が変化する事もあります。躁うつ病は、内因性のうつ病の一つで、もともとの気質や遺伝が関係しているとも言われています。治療は薬物療法の他に心理教育が行われます。躁うつ病では、人格障害、境界型などの障害がある場合も多いです。
また、内因性のうつ病と言うことで、親が躁うつ病を持っている場合、比較的若い時から発症する例も多いです。躁うつ病は、治療である程度症状を抑える事は出来ますが、完治する訳ではなく、何度も繰り返し症状が出るので、家族も含めて病気の理解をしていないと、トラブルの原因となってしまいます。